ワールドカップの渋谷、痴漢騒動で人少なく… ファンは「渋谷のゴミ」に反論

※試合後数十分で閑散とした渋谷。
サッカーのワールドカップブラジル大会、1次リーググループCの日本は第2戦でギリシャと対戦し、0対0で引き分けた。一方、先日ファンが痴漢行為をはたらき逮捕されるなど騒動となった、渋谷の駅前交差点は閑散ーー。

警察官は多数投入されており、物々しい雰囲気をかもしていたが、青いユニフォームをきたサッカーファンの数は、前回の試合に比べるとかなり少なかった。

訪れていたファンによれば「身体を触られたという情報がネットを通じてかなり出た。元々来るはずだった女性の知人たちもそのニュースを見て『絶対にいかない』と断ってきた」(10代学生)など、前回の騒ぎが、人出に影響したとみる声も。平日の昼間だったため来られなかったのではないかという指摘も多かった。

現場にはメディア関係者もカメラを携えて多数来ていたが、肩透かしの様子。知人のスポーツ紙記者も「上司に痴漢するやつを撮ってこいと言われたがこれじゃあ」と苦笑いをしていた。

またちらほらと女性のファンもおり「前回はネットで面白おかしく騒がれただけ。そういう人はいたかもしれないが、ほとんどの人は過剰な接触しなかった。だから今日も来た」(20代 飲食店店員)という。

一方、人気セクシー女優がTwitterで「渋谷のゴミども気になっている」と、渋谷に集まったサッカーファンに皮肉をツイートしたことが話題になっていたが、ファンたちは「今日来ていた人たちは本当のファン。ゴミじゃない」(20代 学生)、「そういうことを言う人は、喜び合うことを知らない、かわいそうな人ではないか」(40代 会社員)と反応。

次のコロンビア代表との対戦は6月25日水曜日、渋谷はどのようなことになるのだろうか?

文/原田大

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