テレビ番組収録中に一般人女性を平手打ちしたり、女優・淡路恵子さんの葬式で棺の淡路さんから着物を剥ごうとしたりと賽の河原の奪衣婆も真っ青な、お騒がせタレントのデヴィ夫人(74)。
あらためてその経歴を説明しておくと、元々は東京麻布区の貧しい大工の長女「根本七保子」として1940年に誕生。定時制高校を中退後に、赤坂の超有名高級クラブ「コパカバーナ」で働き始める。そして19歳の時に商社の秘書という名目で、インドネシアに出向き、スカルノ大統領に見初められることになった。
さてデヴィという名前の由来だが、NHK番組『天才てれびくん』(11年6月29日放送)で話したところによると、彼女がインドネシア国籍を取得した時に同大統領が付けてくれた名前だという。「サンスクリット語なんですね、ラトネは宝石で、サリは聖。デヴィは女神という意味ですね。ですから宝石の聖なる女神」と語っている。
そうなのだ、デヴィ夫人はなんと宝石の聖なる女神というすんごいイメージの名前なのである。大統領に見初められた頃はコパカバーナでも指折りの美人だった(今でも美人ですよ!)だけに、そんな名前も納得だ。そしてそんな女神な人間だからこそ、我々ふつうの人間のモラルが通じないのも仕方ないのではと…。
文/編集部