中国の広州花都区で撮影された写真が、海外のインターネット上で“炎上”している。路上で虎を解体し、その肉を売っている写真だ。ランニングシャツの男が手慣れた様子で虎の腹あたりを切り分けている。虎は中国では1級保護動物に指定されており食べることは絶対に許されない。これは完全に犯罪なのだ。
しかし、中国では食べてはいけないはずの虎の肉が売られているのは、まれにあることだという。数年前までは中国黒龍江省海林市あたりでは、一人1万円程度出せば虎の肉が食べられたという。ただし野生の虎ではなく動物園や保護センターといった施設から“卸された”ものだったという。
またほとんどが偽装だという説もあり、中には「虎の尿に漬け込んだ牛肉」なんていう都市伝説(あながちそうとは言えないかもしれないが)もあったほど。
しかし今回ばかりはどう見ても本物の虎。合成写真ではないかという説もあるのだが、今のところ本物であるという味方が強い。気になる虎肉の味の方だが、「臭くて固くて不味い」というのが定説だ。
文/編集部