中国でなされた衝撃的な手術に、世界の注目が集まっている。昨年12月11日、工員の王さん(18歳)は操作ミスで手を機械に巻き込まれ、ハンマー部分で“叩き潰され”てしまった。指の一部はちぎれ、骨も完全に打ち砕かれる重傷を負う。
湖南省の長沙の病院に王さんははこびこまれ、大手術をすることになった。病院の医師らは手のひらの部分と、比較的損傷の少ない指を使い、大胆な再整形を行う。王さんの手をカニのハサミのような、古いロボット番組「ロボコン」の手のようにして復元したのだ。
年頃の王さんは、カニのハサミのようになった自身の手をはじめて見た時、大きな声をあげて啼いたという。周囲もその悲痛な叫びに涙を流したという。
こちらのサイトから問題の手を見ることが出来るのだが、かなりショックなものなので、閲覧には注意が必要だ(リンク「Factory worker gets new ‘pincer hands’ after industrial accident left them completely mutilated and severed from his wrists」)
文/編集部