韓国で和食の消費量が激減! 韓国に見放され「和食が泣いてる」と報道

※東亜日報より。この刺身、日本風であって日本料理の盛り付けじゃないのではと。

東亜日報が伝えたところによれば、韓国内で外食としての日本料理の消費量が激減しているという。3年前と比較すると…韓国料理39%アップ、中華料理42%アップ、和食2%ダウン。福島第一原発事故による放射能漏れにより日本の水産物への嫌悪感が露わになっているからだという。

同紙によれば「製薬会社勤務のビョンソクフイさん(43)は、仕事柄外食が多い。特に和食が好きだった彼だが、最近では接待相手が要求しないかぎり和食を食べにいくことはほとんどない。その理由は『原発の放射能漏れ』により、水産物が安全でないからだ。ビョンさんのように、日本の水産物の安全性について疑う人が多くなり、日本料理店が打撃を受けていることがわかった」とのこと。

韓国の消費者が和食を避けることで、和食レストランの廃業も起きており、2013年だけでカード会社への和食加盟店数は、2010年に比べて13.9%減少。逆に韓国料理店は23.3%、中華レストランには13.8%増加。

またこの3年間での年代別の消費量を見ると、男性では30代が9.3%ダウン、40代が12.1%ダウン、50代が8.7%ダウン。逆に20代では83.6%アップとなっている。

イジャンギュン与信金融協会調査研究センター長によれば「所得が低いほど、価格の変化に敏感に反応する」とし「需要減少で日本の水産物価格が下落、お金のない20代が仕方なくそれを食べるようになった。一方でふところに余裕のある30〜50代は危険性を考慮して和食を食べないようだ」と分析している。

同紙は他にも和食に対しての、女性の消費量や、内陸沿岸地域での消費量の差異などを記載。韓国の人々に見放され「日本食が泣いている」と報じた。

参考/東亜日報
文/原田大

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