マサチューセッツ州に住む13歳の少年、ラッセル・レーマン君が、一風変わった歯磨きをしている動画が話題となっている。
彼が歯磨きに使うのは歯ブラシでもフロスでもない。エビだ。
このエビは、魚の体表面や歯についた微生物や食べかすをエサとして食べている。他の魚にとっては体をキレイにしてくれるありがたい存在だ。さしずめ海の掃除屋といったところか。
ラッセル君と彼の父親はダイビングを趣味としているが、ある日、このエビがすみかにしている岩場の海綿を発見した。ここに住むエビたちが、付近の魚の体を清潔に保ってくれる、海のクリーニングステーションというわけだ。
そこで、ラッセル君は、魚がそうしてもらっているように、自分の口の中も掃除してもらえないかと、口を開けて魚の真似をしてみた。すると、エビがラッセル君の口の中に入っていき、歯を「掃除」し始めたのだという。
動画はこちらから。
なんでも、こうした人間の口の中をエビが掃除する姿を、13歳の少年が撮影に成功するのは過去に例がないのだとか。もっとも、ここまで条件が絞られると過去に例が無いのも当然という気がしないでもないが。
エビそのものの清潔さは大丈夫なのか、という疑問も残るが…、ダイビングを趣味としている方は、海の中であんぐりと口を開けて、彼らが来るのを待ってみてはいかがだろうか。
動画参照元:Mail Online
※写真はWikipediaより
(文/行方アキヒデ)