人気司会者・みのもんた(69)の周囲でたてつづけて起きたトラブル。セクハラ騒動、次男の窃盗容疑、また過去の右翼とのトラブルなどがマスコミによって騒がれている有り様だ。こんな彼の苦境は作りだれたものではないか、そんな陰謀論も聞こえてくるようになった。
「たしかに、みの次男の起こしたとされる犯罪には不可解な点がある。なぜ億ションにすむほどのセレブがそんな犯罪を働いたのか。ハメられたんじゃないかという声が、いくつかのメディアからあがっている。そのひとつが原発がらみの陰謀論なんですよ」(週刊誌記者)
みのもんた氏は原発問題において不都合の存在だったのか?
「今年10月には文化放送の自身の番組で、福島第一原発4号機の取材に行くことになっていましたし、『オリンピックには6000億円使えても、汚染水の処理には470億円。どう感じますか』といったやや反原発的な言動もありました。陰謀論の人たちはそのあたりを騒いでいるみたいですね」(前出・記者)
2012年に週刊東洋経済の編集長が「東京電力 偽りの延命」という特集をした後に痴漢に逮捕されたことや、山本太郎議員が当選したあとに隠し子騒動が出たことなどで、陰謀論者たちの間では「反原発活動をすると」危ないということになっている。しかし、ある業界事情通は、原発陰謀論とは違う闇があると指摘する。
「みのさんがいなくなることで、芸能界で司会者のポジション争いが出てるんですよね。ロンブー田村淳の結婚も、そんな意図があったからではなんて言われています。またある大物芸能フィクサーがみの不在のなか駆けまわっており、ある人物をそのポジションに据えようとしているという。むしろ、芸能記者たちからは、これらの勢力にみのがハメられたのではないかという説がまことしやかに囁かれていますね」(業界事情通)
たしかに次のみのの座を争って、早く芸能事務所が動き出しているという話は以前から聞こえてきているから、この説にも妙な説得力があるのだが。
「まあこういった陰謀論の真偽はともかく、ロンブー淳の結婚の話題にかき消され、みのさんがひっそりフェイドアウトしていっても誰も気づかないのでは、なんて言う人も多いです」(前出・記者)
みのもんたのスキャンダルの裏には一体なにがあるのだろうか。
(文/玉本慎一郎)