ハンドバッグの中には食中毒を引き起こす大腸菌がうじゃうじゃ……そんな研究結果が発表されたと、dailymailが報じています。
この研究で行った調査によると、女性の33%がハンドバッグを汚いまま使い続けているとのこと。それらの人々は、汚れた下着や使用済みのティッシュなどを入れており、ここから大腸菌が混入、繁殖するのだそうです。また、化粧の際に使用した綿棒などを通じても、大腸菌がバッグに入り込むとのこと。
それでは、汚れものやゴミを入れなければ大丈夫なのか、というとそういうわけでもなく、財布やスマホといった荷物を出し入れする際には、必ず手に付着した大腸菌が混入してしまうので、結局は繁殖して大腸菌パラダイスになってしまうのだそうです。
また、大腸菌まみれなのはハンドバッグだけではなく、ジムバッグやビジネスバッグも同様に汚いということを、この研究は指摘しています。
研究を行ったClaire Powley氏はこの研究結果を得たことで「私たちは、バッグの底に入れてあったガムを食べることはないと思います」と、実感のこもった説得力のあるコメントをしています。
ハンドバッグは革製のものなど特に洗い方が面倒なので、そのまま使い続けてしまうことも多いと思います。また、意識して食べ物や汚れ物を入れていない人でも、洗わないことには大腸菌まみれであることは変わりないので、こまめに洗うようにしたいですね。
引用元:dailymail
(文/鹿島美里)