「北の家族」に裏メニューの噂……真偽やいかに

ユニークな見た目なのでパーティでも喜ばれるとか
”北”は北海道じゃない!?

ホッケやジャガイモといった、北海道の食材をこれでもかと使用した料理が美味しい居酒屋『北の家族』。店名は言うまでもなくその北海道に由来するものだが、誰が広めたのか”北朝鮮の北”である、という都市伝説がある。ネットでよくある「〇〇関連企業」都市伝説だ。

写真は北海道ピザ。文字通り北海道の形をしたシーフードピザで、そのユニークな形がウケている。店を代表する人気メニューといっていいだろう。

噂では、このピザのパロディ?で、裏メニューが存在するというのだ。

「北海道ではなくて、「北」の裏の設定、つまり、朝鮮半島を形どったピザがあるらしいのです。2人前で、ちょうど38度線のところで切れるようになっているとか。”北側”はトッピングが乏しく、歯ごたえがあリ過ぎてなかなか噛みちぎれない、なんて話まであるぐらいですよ」(都市伝説に詳しいライター)

事情通はデタラメと一蹴

ネタとしてはなかなかトンチが利いているが、信憑性のほどはどうなのだろうか?

「あり得ないでしょう(苦笑) まずそもそも、北の家族という会社が”北朝鮮関連企業”だとしたら、自分たちの愛する祖国を北朝鮮なんて言いませんよ。朝鮮民主主義人民共和国という正式名称があるわけですから。そして、朝鮮半島に自分たちのルーツがあるとしたら、38度線で切り口を入れるなんて不愉快な仕掛けにはしませんからね。その裏メニューのコンセプト自体、日本人の発想じゃないですか?」(月刊誌デスク)

言われてみればその通りだ。

しっぺ返しを食らうことも……

ネットを開けば無数に書いてあるこの手の都市伝説、面白がってエスカレートさせていくと、手痛いしっぺ返しを食らうこともある。

「北朝鮮と絡めるタイプの都市伝説は、売上を北朝鮮に送金している……というお決まりのパターンに続いていくわけですが、大抵は事実無根で店側からすれば迷惑な話。客足が遠のいたり、といった”実害”が発生すれば、法的な措置を検討する企業も出てくるでしょうから、あまり調子に乗らない方がいいですよ」(同)

まったくもってごもっとも。とはいえ、朝鮮半島の形のピザ、ちょっと食べてみたいような気も……

文/行方アキヒデ

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