恐竜ってどんな味なのかな?
なんと恐竜の肉の味がするというポテトチップスが発売された。『ポテトチップス刃牙 地上最強(ティラノサウルス)の肉(ステーキ)味』がそれだ。ご存知の方も多いだろうが、刃牙とは板垣恵介先生の漫画『グラップラー刃牙』の主人公・範馬刃牙のことで、このポテトチップスは、刃牙とカルビーのコラボ商品だ。作中に登場したティラノサウルスのステーキを”再現”した味とのこと。
当たり前だが、恐竜の味なんて生まれてこのかた一度も食べたことがない。期間限定のようだし、これを逃すと一生食べられないような気がするので、これを機に食べてみることにした。たまたまかもしれないが、レジで筆者の前に並んでいた人も買っていたので、人気はなかなかのものと思われる。
ティラノサウルスの口は危ない
開け口のすぐ下には、開け口で手を切る危険性があるという旨の注意書きが記されている。他のポテトチップスにも書かれているお約束の文言、なんて野暮なことは言いっこなしでお願いしたい。
その上で、袋の開き口を見ていただきたい。なんだか獲物にかじりつこうと口を開けたティラノサウルスのように見えはしないだろうか?
食うか食われるか、ティラノサウルス味を普通の感覚で、油断して食べていると痛い目に遭う。食べる前から気が抜けない。みんなも注意しよう。
ティラノサウルスは意外とまろやかな味
作中では、岩塩層に”塩漬け”状態で埋まっていたところを発見されたティラノサウルス。これを突然食べた研究員は、ビーフ、ラム、クジラなどを挙げてその味を表現しようとしていた。刃牙、ティラノサウルスという組み合わせだから相当にパンチの利いた味なのかな、と思ったが、意外にもマイルドで、淡いコンソメ風の味付けだった。オリジナルが塩漬けだからなのか、塩っ気はやや強め。
ティラノサウルスは一袋338kcak
このポテトチップス一袋で338kcal。格闘技、近いところで空手の試合の消費カロリーが1時間で466kcalらしいので、死闘を45分ぐらい繰り広げれば消費できる計算になる。刃牙にとっては準備運動程度の負荷だろうが、我々には相当キツい。食べ過ぎに注意しよう。
ティラノサウルスは色々当たる
このティラノサウルスの肉味を含む、カルビーの対象商品のパッケージにある応募券を集めて送ると、板垣先生のサイン入りフィギュアか、オリジナルデザインのスポーツタオルが当たるキャンペーンが実施されている。ティラノサウルスの肉をどんどん食らって、ガンガン応募しよう。
文/行方アキヒデ
ティラノサウルスの肉はこれに収録されている。