火曜日, 7月 15, 2025

マンスリーアーカイブ 3月, 2021

コロナ流行下で住宅取得に役立つ情報も 宅建協会『消費者セミナー2021春』の特設サイトがオープン

新型コロナウィルスの流行により人びとの暮らしは大きく変化した。リモートワークを取り入れるなど働き方が変わった一方、働き方の変化により、住まいについての価値観も転換期が訪れている。 そんなコロナ禍の中で住環境について再考している人には、「宅建協会『消費者セミナー2021春』住まいシフトで手に入れたわたしたちのニューノーマルライフ」のサイトが役に立つかもしれない。 このサイトは公益社団法人全国宅地建物取引業協会連合会(全宅連)および公益社団法人全国宅地建物取引業保証協会(全宅保証)が3月12日に開設したもの。人々の生活意識とライフスタイルの変化についての調査データや、住宅取得の際の支援策などを紹介している。 人々の「住まい」の意識は大きく変化 調査データは興味深いものが多く、たとえば、都市部、郊外への引っ越しの実態などだ。2020年9月~11月に実施された調査では、新型コロナウイルスの影響により、都市部から郊外へは約17.4%、一方で郊外から都市部へは約16%と、同程度の人たちが都市部への住み替えを実施・検討していることが判明している。 同サイトでは新型コロナウィルス感染の大きなリスクを減らすために、通勤・通学がより安全で便利になる場所に引っ越すのもひとつの方法だと提案。一方で、現在はテレワークになっていても、いずれ出勤になる可能性があり、長時間の通勤は感染リスクが高まるうえに、体力的にも大きな負担。住環境を変えるにしても、長期的な視点を持つことの大切さを説くなど、複眼的な視点での提案を行っている。 また、テレワークは大都市圏以外では意外に定着していないという。2020年9月に実施したアンケート調査の結果を地域別に見ると、テレワークは首都圏では39.3%、関西圏31.6%と実施率が高いことがわかる。 しかし、それ以外の地域では17.7%にとどまっているのが現状。また、職種別においては正社員のテレワーク実施率は 40.0%だが、パート・アルバイトは11.8%にとどまっている。今のところテレワークは、誰もが選択できる「新しい働き方」として定着できている状況ではないという。 同サイトに掲載されている、内閣府調査の「新型コロナウィルス感染症の影響下における生活意識・行動の変化に関する調査」によれば「家族の重要性を、より意識するようになった」が49.9%、「仕事以外の重要性を、より意識するようになった」が31.5%、「生活を重視するように変化」が50%、と仕事から家族や生活についてのマインドシフトが現れている。 すぐ役に立つ住宅取得支援策 また実際に住宅を取得しようとしている人は、このサイトに掲載されている支援策が参考になるだろう。住宅ローン減税の控除期間は13年に、すまい給付金は最大50万円、贈与税非課税枠は最大1500万円、新築最大40万円相当、リフォーム最大30万円相当、グリーン住宅ポイント制度を創設、などといったものだ。同サイトには国土交通省の「住宅取得を支援します!メリットが出る4つの支援策!」のPDFがダウンロードできる。 また同サイトで、住まいの意識調査アンケートに答えると抽選で200名にAmazonギフト券500円分が当たるキャンペーンが実施されており、コロナ感染拡大への対応を支える各種団体への寄付も選択できる。 (参考)宅建協会『消費者セミナー2021春』住まいシフトで手に入れたわたしたちのニューノーマルライフ」スペシャルサイト https://www.zentaku.or.jp/lp/training_seminar_consumer_2021_spring/

静岡県焼津市は、海の幸あり温泉ありで人気増 そんな魅力に出会える体験予約サイト「meets!ヤイヅ」もオープン

静岡県焼津市は、東京や名古屋からのアクセスが良く、現在注目を集めている観光スポットの一つ。「温泉総選挙」では2019年と2020年に、2年連続でリフレッシュ部門において第1位を獲得、水揚金額は2020年には焼津港が5年連続で全国1位を獲得している。そんな温泉も海の幸も楽しめる土地であることが人気の理由だ。 とはいえまだ焼津の魅力を知らないという人には、3月15日に焼津市観光協会が開設した、焼津の魅力を体験できるサイト「meets!ヤイヅ~きっと出会える、新しい焼津」(https://meets-yaizu.com/)にアクセスしてみてはいかがだろうか。 同サイトは「遊ぶ」「学ぶ」「作る」「食べる」などのカテゴリーからなる体験プログラムの紹介と、予約から決済までできるサイトとなっている。 プログラムを見てみると、「焼津港でセリ見学!マグロのセリを間近で見よう!」「地元の人と呑もう!焼津の居酒屋ガイド」「手ぶらでOK!富士山見ながら初めての海釣りレッスン」「あなたのために造ります!!伝統の手火山造り鰹節職人がつくるオーダーメイド鰹節」などどれも興味深いものばかり。 旅先で美味しい穴場の店を探すのが好きな人なら、「地元の人と呑もう!」が気になるはず。このプログラムでは、焼津の人しか来ないような小さなお店、ビール、日本酒、ワイン… こだわりの品揃えのお店を、客の要望に合わせて地元ガイドがセレクト。ガイドが最初の30分だけ同席し、地元の情報などを教えてくれるものとなっている。 また食材へのこだわりがある人なら、「伝統の手火山造り鰹節職人がつくるオーダーメイド鰹節」が良いだろう。「手火山造り(てびやまづくり)」は鰹節独特の香りと味を作るため、焙乾(ばいかん:燻して乾燥する)を使った手法。 そういった知識を学べるほか、鰹節がどのようにできるのかを見学したり、昔ながらのかんなで削った鰹節の試食をしたりできる。そして見学当日は貴重な一本釣りの鰹を捌き、捌いた鰹は職人の手で丁寧に鰹節に仕上げ、後日配送してくれるというもの。完成するまでの約40日間の鰹節の出来具合はメールなどで教えてくれるという。 もっとアクティブに楽しみたいという人なら、「釣り船体験×エキチカ温泉・くろしおコラボ企画」がおすすめだ。海での船釣りを体験し、釣った魚をプロに調理してもらって食べ、その後はやいづ黒潮温泉で船釣りの疲れを流すことができるという、充実の内容となっている。 それに初心者、手ぶらOKで、参加者の声を見てみると「全くの初心者でも丁寧に教えてもらえるので、安心して釣りができた」「釣り竿も含め道具も用意してもらえるので気軽に参加できる」といった声が挙がっている。ちょっとした旅で訪れても気軽に参加できるのは嬉しい。 「meets!ヤイヅ」を立ち上げた焼津観光協会によれば、焼津市は海も山も近く、海鮮や温泉をはじめ魅力的なお店や商品、スポットが数多くあるのに、「買い方(予約方法)」や「使い方」、「場所」など、訪問者が欲しい情報が上手く伝わっていないと感じていたという。 だが「体験」という切り口にすることで、市内外の観光客にも焼津の魅力をもっと知ってもらいたい、焼津のファン(地元の方には焼津をもっと好きに)なってもらいたいという思いが込められているという。 (参考)「meets!ヤイヅ」 https://meets-yaizu.com/
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