マンスリーアーカイブ 9月, 2020
一色萌のアイドル、色々。第 29回 「アイドルとヒーロー」
こんにちは。プログレアイドル・XOXO EXTREME(キスアンドハグ エクストリーム。通称・キスエク)の一色萌(ひいろ・もえ)です。
一ヶ月が早い、と感じることが多かった最近ですが、この一ヶ月はなんだか長かったように感じます。
それはおそらく、新体制のお披露目やソロデビューの発表などの大きなお知らせやライブ、メイドカフェとのコラボや投げ飯イベント等、いつもと趣向の異なるイベントが立て続けにあったからでしょう。
活動を抑え気味だった上半期と比較して日々の濃度が急激に上がり、改めてイベントができること、私たちのステージを楽しみにしてくださる皆さんがいることのありがたみを噛みしめている今日この頃です。
さて、ここ最近の”いつもと趣向の異なるイベント”の一つとして、「特撮ヒーローについて語るトークイベント」がありました。
特撮マニアで有名な大内ライダーさんのMCのもと、特撮ヒーローが好きなアイドルが思う存分好きな作品について話す、という趣旨のイベントだったのですが、本当に楽しかった……!
これは私がアイドル活動をする中で「いつかこういうイベントに出てみたい!」と思い描いていた夢の一つでもありました。
私の名前、すなわち芸名であるところの「ひいろもえ」は、メンバーカラー
が赤色だから「緋色」、そして特撮ヒーローが好きだから「ヒーロー」、その二つの響きをこれからの決意とかけて、自分で決めたものです。
(ちなみに「もえ」の方は本名なので特別なこだわりはありません。)
しかしこれまで名前の由来をお話しすることも、特撮作品が好きなことを表立ってアピールする機会もあまりなかったため、上記のイベントの情報が解禁された際、最近私のことを知ってくださった方の中には「なんで?」と思われた方もいらっしゃったのではないかと思います。
しかしながら、テレビの前でヒーローたちの活躍に心を躍らせている時の私の気持ちの昂りは、アイドルに接している時のそれと限りなく近いものです。
すなわちヒーローへの思いを紐解くことは、アイドルへの思いを露わにすることにも繋がるように思うのです。
……そんな大義名分を掲げつつ。
よい機会なので、今回は「ヒーロー」についての私の思いを少し掘り下げてみようかなと思います。
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私は色々なものが好きです。
「好きなものは好き!」となるべく臆さずに言いたいなと常日頃思って過ごしているのですが、実は「特撮ヒーローが好き」ということに関しては、公言できるようになるまで少し時間がかかりました。
現在私が趣味として楽しんでいるものは基本的に、今まで生きてきた中で偶然に出会い、調べたり体験したりして自身に取り込んできたものが多い気がします。
そんな中、こと“特撮ヒーロー”と“アイドル”においてはほとんど親からの刷り込みでした。
物心がついて以降は自分の嗜好として楽しむようになりましたが、ヒーローもアイドルも自我が芽生える前から生活の一部として身近なものだったので、家でそれらを楽しんで見ている間、何の疑問も違和感も感じることはありませんでした。
しかし、保育園に通うようになると、“女の子なのに”ヒーローやロボットがプリントされた服ばかりを着ている私はどうやら周りの子と違うようだ、と薄々気がついてきます。
第一印象では男の子と判断されることが当たり前になり、それに対して肯定も否定もせず静かにやり過ごすようになりました。
とはいえ女の子として可愛がりたい大人たちの期待も裏切りたくないので、幼心にせめてもの忖度で、一番好きなのはピンク色の女性メンバーということにしていました。
本当は、ブルーが好きだったのに。
今でも「かわいいね」と言われた時に嬉しさよりも恥ずかしさや何とも言えない居心地の悪さが先立ってしまうのは、こうして過ごした幼少期が関わっているように思えてなりません。
そして極め付きに。
小さい頃からよく遊んでもらっていた親戚のお姉さんに女の子が生まれた時、挨拶に行った私の前でお姉さんが「○○ちゃんはかわいいお洋服を着て、女の子のおもちゃで遊んで、萌ちゃんみたいにならないようにしようねぇ」と、生まれたてのその子に語りかけました。
お姉さんからすれば軽い冗談だったのだと思うのですが、私はその言葉で「女の子なのに特撮ヒーローが好きということは、隠すべきことなのだ」と思うようになりました。
幸いもう一つの趣味であるアイドルの方は好奇の目に晒されることなく応援することができたので、話の合う友人に出会うまでの数年間、私にとって特撮ヒーローはアイドルを隠れ蓑にひっそりと楽しむものとなったのです。
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アイドル活動をしている人たちは、本人自身も何らかのジャンルに対してのヲタク気質を持っている子が多い傾向にある気がします。
楽屋で特によく耳にするのは、アイドル、アニメ、漫画、音楽の話題でしょうか(そういえば、不思議とスポーツの話題はあまり出てきません)。
中でも『美少女戦士セーラームーン』の人気は、世代を超えて根強いものを感じます。
仲間と協力して戦い、成長する少女たちの姿はどこかアイドルと重なり、勇気をもらえるからかもしれません。
ももいろクローバーZさんが「週末ヒロイン」というキャッチコピーを掲げ、そのイメージが広く浸透したことからも、アイドルとヒロインの親和性の高さをうかがえます。
『美少女戦士セーラームーン』とアイドルの共通性については、振付師としてもご活躍されている竹中夏海さんの著書『アイドル=ヒロイン: 歌って踊る戦う女の子がいる限り、世界は美しい』に詳しいので、この場でご紹介させていただきます。
そしてセーラームーンほどではないにせよ、私と同じように特撮ヒーロー作品が好きな女の子に出会う確率もまた、日常生活に比べてとても高くなりました。
前例にならってこちらも共通点を照らし合わせてみると、ソロアイドルは圧倒的な存在感とセンスで人々を助け導く、仮面ライダーやウルトラマン。
グループアイドルは一人一人の長所を生かし短所を補うようなチームが組まれるスーパー戦隊に、それぞれ重なる部分があるように思えます。
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アイドルとヒーローに類似性を見出したとして、それでは私はそれらの何にこれほどまでに惹きつけられているのでしょうか。
そのことについて考える時、私はいつも心臓のあたりがぎゅっと苦しくなります。
それは、自分に決定的に欠けているものを直視する行為と等しいからです。
私が幼い頃から現在に至るまで憧れているもの、それは彼ら・彼女らの持つ超人的な求心力です。
個性的なキャラクターやドキドキさせられるストーリー、かっこいいアクションなど、魅力的な点は作品ごとにたくさんありますが、あえて一言に集約するならば、「求心力」。これが一番しっくりきます。
ヒーローたちは誰かが困っている時、自らの危険を顧みず正義のために一生懸命戦います。
(最近ではダークな一面を持つヒーローも登場してきていますが、基本的に正義の味方であるというスタンスは崩れていないと思います)
しかし、その人を助けることができるのは他でもない自分だと、どうして迷いなく直進できるのでしょう。
そして助けられる側もまた、なぜたった今出会ったばかりの人物を信頼して命を預けることができるのでしょうか。
小さい時から、このことがずっと疑問でした。
『仮面ライダー電王』の決めゼリフでいうところの「俺、参上!」がよい例で、誰かのピンチに俺が参上しちゃうには「この問題は俺が必ず解決してやるぜ」という意識があるわけで、その圧倒的な自信と時に自己中心的に見えるほどの主観の強さは一体どこから来るんだい、と私は思ってしまうのです。
これがマンガやアニメなら特に気に留めないのですが、実写ドラマとなると現実にも起こりうるような気がして、どうも気になります。
そもそもヒーローが敵と戦わなければお話が成立しないとはいえ、幾度となく繰り返されるその場面は何度見てもたまらなく不思議で、しかしカッコ良く私の目に映るのです。
だいたい、ある日突然「今日からヒーローとして敵と戦って地球を守ってくれ」と言われたとして、「よしやってやろう!」と引き受けることができるでしょうか?
私はとてもじゃないけど無理だなと思います。
でも、彼らはそれを受け入れるのです。
理解できない!と思いつつも、いつの間にか懸命に戦う彼らの姿を追ってしまう自分に気がつくと、理屈ではなく、人を惹きつけてやまないこの力=「求心力」こそが主人公が主人公たる条件なのではないかと思い至ります。
こうしていつしか私は、こんな風に自信や信念を持って屈託なく、信じたり信じられたりできる人に憧れるようになりました。
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画面の中のヒーローに心を奪われてから随分と時が経ち、私はステージの上で歌って踊るアイドルになりました。
活動をしているうちに、フロアから向けられる眼差しの中に覚えのあるものを見つけます。
これから自分の期待しているものを見ることができるのだと、心から楽しみにしてキラキラと輝く瞳です。
それは、今週はどんな活躍を見せてくれるのだろうとテレビの前でヒーローの登場を待ち望んでいた、幼い頃の自分の姿に重なりました。
ストーリーの中で助けを求めている人にとって、ヒーローの存在は絶対的に正義で、疑いの余地なく肯定されるものです。
その構造は、どうやらライブハウスにおけるアイドルの在り方に似ています。
ステージの上でパフォーマンスをしている間、私たちの存在は、観てくれる人々によってアイドルとして肯定されるのです。
だから私は肯定してくれる人たちが目の前にいる限り、ステージの上でアイドルで在るために常に自分の最善を尽くしたいと思います。
キラキラとした期待を裏切らないために。
怪物に怯えている人々を見捨てて逃げ出すヒーローは、私も見たくないなと思うから。
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これは余談ですが、アイドルのライブ現場にいる人を観察していると、プロレス好きな人が多いな、とよく思います。
ヒーローがいて、ヒールがいて、エンターテイメント性も重視されつつ勝敗の概念もあるプロレスは、ちょうどヒーローものとアイドルの中間地点のようにも見えます。
そういえば私にとって最も身近なアイドルヲタクである父親もまた、プロレスファンでありました。
いつかこちらについても考察してみると面白そうだなぁ、と思っています。
【プロフィール】 一色 萌(ひいろ もえ)
ニックネーム:萌ちゃん、萌氏、誕生日:5月27日、出身:東京都、血液型:A型、趣味:アイドル研究、特技、アイドルについて話すこと
WALLOP放送局「キスエクのギュッと!プログレッシヴ!」レギュラー出演中(2018.4〜)
https://twitter.com/hiiro_moe
https://twitter.com/xoxo_extreme
https://www.youtube.com/channel/UCA7fn3DZFJGDmlxZZg8WQVA
【活動情報】
11/3発売
一色萌(ひいろもえ)
デビュー7インチ・シングルレコード
「Hammer & Bikkle / TAXI」
XOXO EXTREMEの一色萌が遂にソロデビュー!20年代のパブロック/パワーポップ/モダンポップを追求するNEWアイドルの誕生!佐藤優介Proによる「Hammer & Bikkle」とデフ・スクールの名曲「TAXI」を日本語詞でカバー。何と本家デフ・スクールがバックトラックを新録した奇跡の日英コラボによる7㌅シングル
価格:1,500円+税
レーベル:なりすレコード
品番:NRSP-789
11月27日 (金) XOXO EXTREME 3rd ワンマンライブ ~Re:UNION~@渋谷クラブクアトロ
タイプの違う2バンドを擁しての3rdワンマンライブ!!!
18:00 OPEN/19:00 START
来場4,000円(+1D)
配信2,000円
Tシャツ付配信4,500円(サイズ...
白馬村の観光は、オールシーズン魅力が違う 知られざる春夏秋の魅力(宿泊、グルメ、アクテビティ)
長野県白馬村の観光といえば、スキー・スノーボードシーズンの冬という印象を持つ人も多いだろう。だが、それ以外のグリーンシーズンで、春夏秋ごとに異なる魅力を持つことが知られている。
そして現在のコロナ禍の中においても、白馬村の観光はアウトドアが中心のため、3密になりにくく、今注目されている国内観光スポットの一つだ。
これから秋の紅葉シーズンを迎える白馬村の魅力を現地で取材した。
白馬村でアクテビティ 青木湖SUPに巨大アスレチック!
白馬村は青木湖、八方尾根を有する唐松岳、鎌池湿原などの広大な自然がある一方、重要伝統的建造物群保存地区に指定されている白馬村青鬼集落(あおにしゅうらく)、それに塩の道だったことから多くの史跡等の見どころを有する。またそばや肉などのグルメ、温泉など、あらゆる楽しさが詰まったところだ。
スキーやスノーボードの以外にもアウトドアの聖地であるために、「パタゴニア 白馬/アウトレット」「THE NORTH FACE GRAVITY HAKUBA」「Snow Peak LAND STATION HAKUBA」などアウトドアブランドも、続々と大型店舗をオープンさせている。そういったブランドが力を入れていることからも、逆に白馬のポテンシャルを感じることができるだろう。
そんなアウトドアアクティビティの取材として、筆者が訪れたのが青木湖と白馬EXアドベンチャー(巨大アスレチック)。
青木湖は長野県内で透明度が一番高いと言われている湖で、カヤック、ラフトボート、SUPなどを楽しめる。夏にはホタルを、秋には紅葉と、季節ごとに一味違った景色を楽しめるのも人気の一つだ。
今回は、国内で老舗のSUP(スタンドアップパドルボード)ガイドとして知られるMauka outdoor(マウカアウトドア)の、ツアーに参加。
青木湖は透明度が高いため、岸から離れても湖底が見え、さらに大きな鯉が悠然と泳ぐ姿にもたびたび遭遇。SUPの三分の一もあろうかという巨鯉とすれ違うとドキッとする。他にも小魚の群れなどが見えた。鰻がよくいるというスポットも案内してもらったが、この日は残念ながら見えなかった。
ただ鰻が住処にしているというところなどは、青い水の中に木々が沈んでおり、その光景だけでも実に美しい。
時折SUPを降りて泳いでいると、足元にこぽっと冷たいものがあたる。青木湖の水は大部分が湧水だと言われており、その湧水が自分の足に当たるのだ。その感触も不思議で気持ちが良い。
青木湖はエンジン船が禁止のため、とにかく静かな自然を楽しむことができる。実際、SUPで湖面を漂っていると、海でも川でも味わえない静謐な美しさがあり、水系のアクテビティが好きな筆者としては夏や秋に再訪を誓った次第だ。こんな環境でホタルや紅葉を観られるのは最高の気分に違いない。
(参照)
Mauka outdoor
https://www.maukaoutdoor.com/
青木湖のSUPツアー以外にも、安曇野万水川ダウンリバー、上級者向け犀川ダウンリバーツアー、ヨガSUPツアーなども開催している。
白馬EXアドベンチャーは、10を超えるエレメント(遊び)が連なる2つのコースを自由に遊べる。地上8~12メートルの高さに設置されたロープや板の上をバランスを取りながら進んでいくエキサイティング体験ができる。
筆者はこのアスレチック自体は体力的にきつかったのだが、ZIPラインとバンジージャンプは楽しかった! バンジーは高さも少ないので興味があるけれど怖くてできない、そんな風に思っている方にはおすすめ。筆者も人生始めてバンジージャンプを体験できた。
(参照)
白馬EXアドベンチャー
https://www.pahakuba.com/
長野県北安曇郡白馬村北城12111
白馬村はグルメも最高 そば、肉、B級グルメも
白馬村観光は食ももちろん楽しめる。
冷涼な気候と清らかな水、澄んだ空気からできるおいしい蕎麦の産地として知られており、そば祭りがあるほど。お蕎麦屋さんのそば祭りや、この時期だけ食べられる地元のそば祭りなどがある。
白馬駅からも近い松庵で蕎麦を食べたのだが、たしかに絶品。筆者のような素人でもわかるほど、蕎麦の香りが豊かでそして素晴らしいのどごし。こんな美味しい蕎麦を揚げたての天麩羅と食べられるのは幸せこのうえない。
こんな美味しい蕎麦屋が十数軒もあるようで、蕎麦好きなら白馬村で蕎麦を食べ歩きが楽しめるだろう。
蕎麦ではちょっと物足りないという人は、白馬村の肉を楽しんでもらいたい。白馬村のSPF豚、また長野の信州プレミアム牛肉をスーパーに行けば見つけられるし、飲食店や宿泊施設で楽しむことができるだろう。
今回筆者は、ホテル型コンドミニアムのマウンテンサイド白馬に宿泊、ここでは自炊ができるので白馬村のSPF豚で生姜焼きを作ったのだが、豚の脂身が上品に甘く最高に美味しかった。キャンプやバーベキューをする人は、ぜひとも白馬産ミートをチェックしていただきたい。白馬村の中心地「A・コープ白馬店ハピア」では白馬産の肉を購入することができるのでおすすめだ。
白馬産の肉というわけではないが、地元のスノーボーダーなどに人気があるという「炭火焼肉 深山」にも行ってみた。ハツ刺しは新鮮で甘みと食感を楽しめ、ホルモンもロースなどの赤肉もどれも美味い。
また激辛地獄豆腐という少々甘めだが最高に辛いタレ、しかもグツグツとわきたったこのメニューも絶品。これだけでご飯が何杯も食べられてしまうという代物で、ホルモントッピングがおすすめだ。
白馬村で昼間にアクテビティで身体を動かしまくった後の焼き肉はやっぱり最高! 人気店のため入れないこともあるので予約した方が無難だろう。
B級グルメを楽しみたいという方は大黒食堂のソースカツ丼を味わってみてはいかがだろうか。長野県はソースカツ丼文化が強いのだが、大黒食堂は長野県内でも隠れた名店として知られているところ。
大町市のレジェンドソースカツ丼店・昭和軒の系譜を引くというもので、ご飯は自家栽培コシヒカリ、味噌汁の味噌も漬物も自家製。揚げたてカツが美味いのはもとより、お米がとにかく美味い。カツがなくとも漬物と米だけで食べられそうなほど。
ジューシーなロースカツ、そして濃厚なソース、そして豊かな味のするお米、たしかに名店と呼ばれるのも当然かもしれない。そしてあっさりと野菜の甘味が強いラーメンも、カツ丼の合間に最高だ。
(参照)
松庵
長野県北安曇郡白馬村 北城2297−1
https://shoan.shinshudining.com/
マウンテンサイド白馬
長野県北安曇郡白馬村 北城 4313-1
https://thehakubacompany.com/ja/accommodation/mountain-side-hakuba
上質なフローリングのリビングダイニングで、長期滞在にもおすすめ
大黒食堂
長野県北安曇郡白馬村神城23319
白馬村には温泉がたくさん どこもかしこも美肌の湯
白馬村は温泉天国としての側面も。天然水素温泉の白馬八方温泉や、空気に触れると茶褐色に変化する白馬塩の道温泉など全6つの源泉が湧き出ており、それらの厳選を引いた入浴施設がいくつもある。
筆者が訪れたのは野天岩風呂の「おびなたの湯」。八方から白馬大雪渓へ向かう途中約3kmにある源泉に一番近い施設で、天然水素泉としてアンチエイジングの効果が期待できるという。
何よりも白馬の深い自然の中、外で入るお湯はとっても気持ちがいい。アルカリ性温泉のためツルッとした感覚で、入っていると肌がやわらかくなっていくような体感ができる。
ちなみに白馬で温泉めぐりをするなら、「温泉共通入浴券」がお得。村内の道の駅、観光案内所などで購入できる。価格は1冊2,000円で、1冊で2,500円分の入浴料として使用できるという ※5/3~5、8/13~15、12/31~1/3は利用不可。
(参照)
おびなたの湯
長野県北安曇郡白馬村大字北城八方9346−1
https://hakuba-happo-onsen.jp/obinatanoyu/
これから秋にかけて山からベルトのように紅葉が降りてくるのが観られるという白馬村。観光はもとよりワーケーションにも良いだろうし、春夏秋冬のオールシーズンを楽しめる国内随一のスポットとしてぜひともチェックしてみていただきたい。
ライブ配信ドラマ「今日のどこかで」 石渡真修、小坂涼太郎、杉江大志、健人、和久井大城ら実力派が出演
「Streaming drama『今日のどこかで』」が、今週末の9月5日(土)、6日(日)がライブ配信される。
出演者は各日で異なり、9月5日には石渡真修、小坂涼太郎、碕理人、横井翔二郎、6日には杉江大志、健人、中尾拳也、和久井大城が出演。また演出と脚本は、気鋭の劇団papercraft・海路が担当。人間と同じ姿をしていながらも人間ではなく、存在を隠されてきた“僕達”の物語が展開するという。
視聴チケットにはAとBの2種類があり、チケットAは税込3000円、特典写真が付属するチケットBは税込4000円。また配信後も、アーカイブにより10日間視聴することが可能だ。
配信は各日共15:00開演回と19:00開演回の2回、また約1時間の本編終了後にはアフタートークが実施される。
【公演名】
「Streaming drama「今日のどこかで」配信」
2020年9月5日(土)・6日(日)
https://mevie.jp/kyouno-live-list/
【脚本・演出】海路
【出演】
9月5日:石渡真修、小坂涼太郎、碕理人、横井翔二郎
9月6日:杉江大志、健人、中尾拳也、和久井大城