差別騒動のモスバーガー店舗に“異変” 店長からの謝罪と原因が公表されていた


事件がおきた飯田橋東店。
事件がおきた飯田橋東店。

大手ファーストフードチェーン「モスバーガー」店頭に置かれている黒板に、「不適切」な内容が書かれていたとして、12日、運営元のモスフードサービスが謝罪した。

■店頭にヘイトスピーチ?

騒動が起きたのはモスバーガー飯田橋東店。同チェーンでは各店舗の前に黒板がおかれメッセージが記載されるのだが、11月11日、同店のそれには「遅刻を何度もする中国人の女の娘に『今度遅刻したらお前の背脂でラーメン作るぞ!!』遅刻しなくなりました。」と書かれていた。

ツイッターにその写真が掲載されると、「ヘイトスピーチだ」といった批判が巻き起こり“炎上”さわぎに。

モスフードサービスは「極めて不適切な内容が記載されていた事実が確認されました。人や国を中傷する表現であると深く反省しており、チェーン本部である弊社の管理責任であると重く受け止めております」とホームページに掲載。

■老舗として愛されてきた店舗

ビジネス街のどまんなかにある同店舗は、10数年以上前からあり、近くのサラリーマンやOLたちに愛されてきた店。

「たまに使っていただけに、今回の騒動はびっくり。たしかに、以前からたまに独特の書き込みがあることで目立っていました、あくまでユーモアですが。作家さんから『あすこのモスかわってるね』と言われたこともある」(近くの出版社社員)

同店の近くにある別店舗では、「この夏聴いてほしいハロプロの曲ランキング」が板書されるといった、ほのぼのとした話題もあったのだが。

「客として訪れるぶんには、居心地のいいお店だったので、がんばってほしいところです」(同前)

店頭には店長からの謝罪文が。
店頭には店長からの謝罪文が。
店内の1階にも同様の文。
店内の1階にも同様の文。

ハンバーガーはうまいです。
ハンバーガーはうまいです。

■店長のチェックミスが原因か

店におとずれてみると、黒板はまるごと撤去されており、扉には店長からの謝罪文が貼られていた。

「このたび、当店の店頭設置黒板に、極めて不適切な内容を記載しておりました。この内容は人や国を中傷する表現であることと重く受け止めており、二度と繰り返されることがないように黒板の記載内容について厳重に確認してまいります」

と書かれている。店長がチェックをおこたったため、このような内容にもかかわらず、店頭に設置されてしまったということらしい。

常連からは「がんばれ」の声も。
常連からは「がんばれ」の声も。

1階の店内にも同様の張り紙がされていた。店をおとずれる客達はとくにそれに目をとめることもなく、注文して美味しそうに食べていたが。2階の飲食スペースは客で7割埋まっていた。

それにしても、店内の階段にあった「足元にご注意ください」の看板が示唆的だった。

文/鷹村優


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