豚に下痢流行でラーメン屋から悲鳴 豚骨ラーメン、チャーシュー値上げ


※画像はイメージです。
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豚が下痢で死ぬ病気が発生中

感染すると抵抗力の弱い子豚などは高確率で死ぬ、豚流行性下痢(PED)。平成25年に7年ぶりに発生が確認され、全国で発生件数が高まっている。そんな影響により現在豚肉の価格が上昇、福岡食肉市場でも7月の平均価格は昨年よりも10%高く、1キロ約580円となっている。

この影響を受けているのがラーメン店だ。

「ただでさえラーメン店が増えて、客のうばい合いになっているところ、このトンコツの価格上昇。消費税のあおりもあるしね。猛暑のせいもあるのか、もう店をたたもうと言いだす同業者も増えている」(豚骨専門ラーメン店の店主)

豚も悲鳴、人も悲鳴、ラーメン業界地獄絵図に

都内の店舗などでも店によっては3万円近い負担増になっているとの話も。また特に素材を厳選するような店では影響が強いようだ。

「どんなガラでもいいから安く仕入れられないか、なんていうラーメン店からの声もある。とはいえさきの中国の賞味期限切れ肉の問題など世間も食の安全への関心が高まっているさなか、そんな危ない橋は渡れない」(食材業者)

このままならラーメンは高級料理に?

“豚不足”は10月から12月にさらに深刻になると見られており、仕入れ値が2割から3割上昇するとすら言われている。

このままでは豚骨ラーメンやチャーシュー麺の価格は挙げざるをえないという声も多い。最近は値段が高いと言われることも増えてきたラーメン、さらに手の届かない料理になってしまうかも知れない。

文/原田大


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