ワコール「パルファージュ」と前田有紀がコラボ 今の時代にマッチする“下着”のコンセプトとデザインとは

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ワコールの百貨店向けブランド「パルファージュ(Parfage)」が、元テレビ朝日アナウンサーで、現在はフラワーアーティストとして活躍する前田有紀とコラボレーションし、大きな話題になっている。

前田有紀といえば、2003年にテレビ朝日に入社しアナウンサーとして活躍。しかし2013年に退社後、留学を経てフラワーアーティストに転身した。18年には自身の会社を立ち上げ独立、「花とあなたが出会う場所」をコンセプトにしたオリジナルブランド「gui(グイ)」をプロデュースし、自己実現をなしとげた女性として、カリスマ的な人気をほこっている。

ワコールは、そんな前田とコラボし、キャンペーン「パルファージュフェア」を4月1日からスタート。パルファージュは「わたしを咲かせるランジェリー」「愛される、香り。」というでコンセプトで大人の女性を応援するランジェリーブランド。そんなブランドイメージや、「美しく咲くミライのワタシ」という、今回のプロモーションテーマと前田有紀は、実にマッチしたものだと言えるだろう。

今回のフェアにおいて前田は、「パルファージュ」のオリジナルのフラワードレスやオリジナル店舗のデザインを手がけ、YouTubeなどのSNSキャンペーンを実施するという。

3月24日には、キャンペーン実施に先駆け「パルファージュ」2020春夏シーズン発表会を行った。タレント・モデルとして活躍するわたなべ麻衣も登壇。「全身にお花をまとう、という経験はなかなかないので、とても幸せな気持ち。“わたしを咲かせるランジェリー”パルファージュにピッタリなドレスになっている」とコメントした。

また前田は『パルファージュのターゲットである 20代~30代は、自分の好きなことを集めて、自分らしい生き方を見つけていく貴重な時期』と彼女の経験を活かした、若い世代へのメッセージを送った。『外から見えないものだけれど、身に着けるランジェリーが自分の好きなもの、お気に入りのものだと、自然と心が軽くなる、幸福感に包まれる』ともコメント。

今回のコラボレーションにより、4月1日(水)から30日(木)の期間中、全国の「パルファージュ」展開店舗が、前田有紀デザインの、素敵な花をまとったオリジナル店舗に変化するという。彼女のブランド「gui(グイ)」とパルファージュの世界観が見事に融合したものとなる予定だ。

ちなみに、わたなべ麻衣がイベント当日着用したオリジナルのフラワードレスは、ドライフラワーをまとったドレスへと生まれ変わるという。こちらは4月1日から、伊勢丹新宿本店3階にて展示予定。

こんな不安な世相だけに、自立した女性像である前田とのコラボや、心を癒やす花をモチーフにしたデザインは、大きな話題になるのも当然かもしれない。